こんな疑問にお答えします。
- 柏餅と桜餅の違い
- 柏餅と桜餅の葉っぱは食べる?
- 柏餅と桜餅に葉っぱをつける理由
- 柏餅と桜餅のカロリー
それでは早速見ていきましょう。
柏餅と桜餅の違いは?
柏餅とは
柏餅は平たく丸めた上新粉(うるち米)を二つに折り、間に挟んでカシワ又はサルトリイバラの葉などで包んだ和菓子です。 ※wikipediaより
柏餅に使用される柏の葉は新芽(子)が育つまで古い葉(親)が落ちないことから「子孫繁栄」の縁起物とされています。
このような由来があることから端午の節句の供え物としても使われています。
桜餅とは
桜餅は関東風と関西風があり、両者は全く別の食べ物です。
クレープのような皮に餡が包まれています。別名『長命寺』と呼ばれています。
その由来は長命寺の門番をしていた山本真六が門前で売りだしたことが始まりとされています。
おまんじゅう状の丸い形が特徴です。別名『道明寺』。
その由来は粉の名称から来ているのですが、1000年以上前に大阪にある道明寺という尼寺で最初に作られ保存食として用いられていました。
柏餅と桜餅の違い 葉っぱは食べられる?
柏餅の葉っぱ
柏餅の葉っぱは一般的には食べないものとされています。
では食べることのできない柏餅になぜ葉っぱがついているのでしょうか。
柏餅の葉っぱは柏の葉かサルトリイバラの葉を使っています。これらの葉っぱには以下の効果があります。
- 抗菌作用
- 乾燥を防ぐ
- 香りづけ
- 手がベタベタしないように
柏餅が庶民に食べられるようになった江戸時代、冷蔵庫やサランラップはもちろんないので柏の葉を巻くことで少しで長くおいしく食べられるようにしました。
桜餅の葉っぱ
桜餅の葉っぱは食べる推奨派と食べない推奨派にわかれます。
桜餅の葉っぱは桜の葉を塩漬けにしたものです。
桜餅に葉っぱをつける理由は
- 乾燥を防ぐ
- 香りづけ
- 塩味で甘みを引き立てる
ほぼ柏餅と同じ理由ですね。こうやって見ると、食べることを前提に葉っぱが巻かれているようですが・・。
- 桜の香りをより感じられる
- 塩味の葉っぱが桜餅の甘さを引き立てる
- 香りづけや乾燥を防ぐためのものなので食べるものではない
- 塩味が強くなりすぎ、本来の桜餅の風味を損なうので外して食べてほしい
葉っぱを食べるかどうかは『風味が引きだされる』VS『本来の風味を損なう』という点が論点になりそうです。
葉っぱはもちろん食べられないものではないので、お好みで。
柏餅と桜餅の違い カロリーは?
柏餅のカロリー
柏餅 1個80gの場合
カロリー | 165kcal |
炭水化物 | 36.37g |
タンパク質 | 3.2g |
糖質 | 36g |
165kcal消費するためには
- ウォーキング 62分
- ジョギング 37分
- 自転車 24分
桜餅のカロリー
桜餅 1個40gの場合
カロリー | 96kcal |
炭水化物 | 21.72g |
タンパク質 | 1.8g |
糖質 | 21.72g |
96kcal消費するためには
- ウォーキング 38分
- ジョギング 22分
- 自転車 14分
柏餅と桜餅の違いは?葉っぱは食べる?食べない?気になるカロリーも徹底比較 まとめ
今回は柏餅と桜餅の違いについて検証してみました。
- 柏餅と桜餅は餅の原料が違う
- 柏餅の葉っぱは食べない
- 桜餅の葉っぱはお好みで
- 同じ量で比較すると柏餅より桜餅のほうがカロリーが高い
最後までお読みいただきありがとうございました。