今までの経緯はこちらから。

この記事ではほくろ除去手術を決めて形成外科を受診するところから、手術後の経過について書いています。
- 足の裏のほくろ除去手術の様子
- 足の裏を縫合した後の痛みや生活で気をつけること
- いつから歩けるようになるのか
それでは早速見ていきましょう。
足の裏のほくろ除去手術を相談するために形成外科へ
初めての形成外科受診
皮膚科でほくろの除去手術は形成外科が専門と聞き、皮膚科受診後、歩いてて数分の形成外科をすぐに受診しました。
形成外科の専門は
- ほくろ、いぼ
- 皮膚がんの手術
- 怪我の縫合
- 巻き爪の治療
などが主だそうです。幸い、今までお世話になることなかったのでちょっとドキドキしながら受診しました。
形成外科での診断結果
形成外科でも皮膚科と同じように、虫眼鏡のようなものでほくろを診てもらい大きさを測ってもらいました。
ここでもやはり診断結果は「普通のほくろの可能性が高い」とのことでした。
ただし、実際のほくろを取って細胞を調べないと100%癌でないとは言い切れないので、心配なら手術で切り取って調べる必要があると言われました。
初診の日は
- 手術の説明
- 手術のための血液検査
- 手術のための同意書をもらう
- 手術の日程を決める
あっという間に手術の段取りが整い、手術の日を迎えることになりました。
足の裏のほくろ除去手術の流れ
手術の流れは大きく3つです。
- 局部麻酔をし、ほくろの周りを大きめに切除し縫合する。
- 2週間後抜糸
- 取ったほくろに癌細胞がないか調べる
それぞれについて詳しく書いていきます。
局部麻酔でほくろを切除し縫合する
ほくろの周りをほくろに沿って丸く切除するのではなく、ほくろを中心に葉っぱのような形に切除します。
ほくろの周りも含めやや多きめに切って、皮膚を寄せて縫合です。
2週間後抜糸
ほくろを除去して縫合した後は傷口がくっつくのに2週間を要します。それまで毎日抗生剤の軟膏を塗らなければいけません。
2週間たって傷口がくっついたところで抜糸します。
取ったほくろに癌細胞がないか調べる
手術で除去したほくろを生検にまわして、がん細胞がないかを調べてもらいます。
この結果は抜糸の時に教えてもらいます。
足の裏のほくろ除去手術【体験談】
足の裏ほほくろ除去手術開始~麻酔
予約をしていたので、病院到着後すぐに手術の準備をしました。看護師さんに言われるがまま、手術用ベッドにうつぶせに寝転がりお医者さんが来るのを待ちました。
まず、麻酔。この麻酔が痛かった!という体験談を読んだのでめっちゃビビリましたが、麻酔は思ったより痛くありませんでした。
お医者さんが麻酔した部分を触って、感覚があるかどうかで麻酔が聞いているかどうかを確かめているうちに、最初は触られている感覚があったのですがだんだんそれもなくなり麻酔が効いてきました。
足の裏のほくろ切除
もちろん麻酔が効いているので全く痛みはありませんが、足の裏に何かが当たっている間隔はあります。
ビビリな私は足の裏をメスで切られているという状況が怖くて怖くて。。もちろん表面上は平静を装っていました。お医者さんや看護師さんは色々私に話しかけてくださったのですが、完全に上の空。。。
しばらくしてチクチクと縫う感覚があり、手術は終わりました。時間にして30分程度でした。
縫合部分を囲うようにガーゼをテープで固定し、縫合部分が直接地面に触れないようになっていました。
麻酔が効いているので足をついて歩いてもあまり痛くありませんでしたが、とにかく怖いので足の裏が地面につかないように、かかとで歩きました。
術後の説明
術後の説明で、ほくろはキレイに取り切れたとのことでした。
今後は縫合部分に抜糸の2週間後まで毎日塗り薬を塗るようにとのことでした。痛み止めの飲み薬ももらいました。
とりあえず、明日受診して、傷の状態を見せに来てほしいと言われました。
抗生物質の軟膏と痛み止めを飲む
家に帰っても特に痛みはあまりありませんでしたが処方された痛み止めの薬を飲み、入浴後、傷口に軟膏を塗りました。
この時初めて傷口をみました。
手術のための下書きの線の紫の線が足の裏に書かれており、それに合わせて5針分、プラスチック製のような糸で縫い合わせてありました。
軟膏は綿棒で薬をたっぷりコットンに塗り、幹部に当ててテープを貼りました。この日から2週間、毎日薬を塗りました。
お風呂に入る時に気をつけること
お風呂に入る時が大変で、足にビニール袋をかぶせ、湯船につからないように細心の注意を払いました。
なんとか濡れずにお風呂から出て、薬を塗るため貼ってあったコットンをとって初めて縫合部分を見ました。
翌日の診察では問題ないと言われ、次の診察は抜糸の日ということになりました。
足の裏をつかないように歩く
術後、すぐに歩くことができました。コットンをドーナツ状にして傷口の周りを囲んでいるので、傷口が地面に直接つくことはなかったし、じっとしていても痛みがあるということはありませんでした。
それでも歩くときはすごく気を遣っていて、足の裏をつかないようにかかとや小指側の側面をつくようにして歩きました。
仕事柄、夏場はパンプスをはくことが多いですが、このときは冬だったので職場でも日常でもヒールのないゆったりめのショートブーツをはいて過ごしました。
ただし、足の裏をつかないように歩くのでちょっとした移動に時間がかかり大変でした。
術後2週間後、抜糸
抜糸は普通の診察室のベッドでした。もちろん麻酔もないので抜糸する様子をずっと見ることができます。
糸を一本ずつ引っ張り上げ、パチンと切ること5回。
またしても、平静を装いながらビビる私。。。
無事抜糸を終え、診察終了。今後は「気になることがあったら来てください」と言うことになりました。
抜糸後
抜糸後1週間は塗り薬を塗ったり、変わらずコットンとテープ保護していましたが、1週間ではずしました。その後1週間はは布テープで補強しました。(つまりテープを貼るだけ)
抜糸後も足の裏をしっかりついて歩けるようになるまでは、その後さらに1週間がかかりました。これは傷の治りというよりは私の気持ち的にです。
術後の運動再開
術後1ヶ月で傷口はほとんど治ったのですが、傷口が引きつれるような感触や触るとしこりのようなものがあり、不安な日々を過ごしました。
趣味のジョギングも再開したかったのですが、傷口がどうなることかと怖くてなかなか再開できませんでしたが、ある時思い切って走ってみました。
すると、傷口が痛むこともなく、
ほくろの生検の結果
抜糸の時に、取ったほくろを詳しく調べてもらい、結果を聞きました。
結果、全くもって普通のほくろだったようです。
足の裏にできたほくろの手術・縫合後の痛みや経過について まとめ
人生ほぼ初めての手術。それも局部麻酔で意識があるままメスを入れられる恐怖に怯えながらですが、何とかこんな私でも無事手術を終えることができました。
今では本当に手術して良かったと思っています。
手術から9ヶ月が経とうとしている今はもう完全に普通の生活に戻っています。足の裏をついて歩けますし、走れます。
この記事が少しでも同じような経験をされている方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。