ある時足の裏のど真ん中にほくろを見つけました。
よく今まで見つけなかったなと思うくらい右足ど真ん中に直径2㎜くらいのほくろがありました。
色は黒と言うよりは茶色っぽく、盛り上がりもなく、ふつうのほくろ。
なんとなくそんな知識があったので、一気に怖くなりました。
この記事では、その時調べたことや実際の体験談を書きたいと思います。
ほくろとは?
そもそもほくろとは何でしょう?
ほくろとは、成長過程において色素細胞になりきれなかった母斑細胞という細胞が増殖することで生じる、皮膚の良性のできものの一種です。
メディカルノートより
わかったようで、わからないですね。
とにかく、皮膚の良性のできものの一種ということなので悪性(悪いもの)ではないということです。
ほくろができる原因
外的要因:紫外線
日焼けなどで遺伝子が傷つくことでほくろは発生します。紫外線はほくろができる一番の原因です。
早ければ1~2歳ころからほくろは発生し、年齢が上がるにつれて増えていきます。
内的要因:遺伝
遺伝的にほくろができやすい人とできにくい人がいます。できやすい人はちょっとした刺激(紫外線など)でほくろができやすいです。
小さい頃からできやすい人はそういう体質なのかもしれませんね。
ちなみに、私はとてもほくろができやすい体質です。
父から受け継いだ体質ですが、私自身も、私の子どもたちもしっかり受け継いでいます。
ストレス
実はストレスもほくろができる一つの原因です。
はっきりいってこれは驚きました。
まさかストレスがほくろの原因になるなんて知りませんでした。
ストレスにあわせて、生活習慣の乱れや食事のバランスの悪さなども影響するようです。
足の裏のほくろは癌?
悪性黒色腫(メラノーマ)
ほくろのようにみえる癌は悪性黒色腫(メラノーマ)といいます。
これは皮膚がんの一種ですが、皮膚がんの中で最も悪いがんの一つです。
アメリカでは毎年8000人ほどの人がメラノーマで亡くなっています。
このがんの発生は人種による差が大きく、白人での発生が最も多く、日本人では毎年10万人に1~2人の割合で発生すると言われています。
欧米人のメラノーマは体や顔にできやすいのに対して、日本人のメラノーマは約40%が足の裏や手のひらに発生しています。
これが足の裏のほくろ=癌と言われる由縁です。
ほくろの癌は一般的なほくろと違って、よく見ると形がいびつ、濃淡がある、盛り上がっているなどの特徴があるようです。
足の裏にほくろがある人の数
熊本大学医学部皮膚科・形成外科の調査によると約10%の人の足の裏にほくろがあることがわかっています。
けっこう多いなと言うのが私の感想です。
10人に1人です。
実際あまり周りにいないので、もっと少ないのかと思っていました。
その中でほくろの癌になる危険性は0.01%だそうです。
ということは、足の裏にほくろがある人の99.9%はただのほくろということになります。何の心配もないことがほとんどです。
また、小さい子どもの時からあるほくろは心配ないことの方が多いようです、
足の裏のほくろ、私の場合
発見時
ふと裏を見たときに偶然見つけました。
小さい時からあったものではなく、大人になってからできたものだと思いますが正直いつからあったのか全くわかりません。
ふつうのほくろと一緒で特に痛くもかゆくもなく。
見た目も特に変わった様子はありませんでしたが心配だったので念のため病院を受診することにしました。
病院へ
足の裏のほくろを見てもらうためにかかりつけの皮膚科を受診しました。
お医者さんは虫眼鏡のようなものでほくろを観察し直径を測りました。念のためと言うことで写真も撮られました。
この時の診察結果は「ふつうのほくろ」とのことでした。
今後、明らかに大きくなったり状態が変わったら受診するように言われましたが、取り敢えず癌ではなかったと言うことで安心しました。
ほくろ:10年後
ほくろの心配はなくなり、それから特に足の裏を気にすることもなく10年が経ちました。
別件で皮膚科を受診した時にたまたま、足の裏のほくろのことを思いだしました。
軽い気持ちで、
とお医者さんにお願いしました。
10年前と同様、で詳しく見てもらいながら直径を測ってもらいました。
結果は「見る限り悪いものではない」とのことでほっとしましたが、「10年前より明らかに大きくなっている。気になるなら切除したほうがいい。」と言われました。
その時のほくろがこれです!↓↓
こうしてみると結構大きいですね。
心配ないと言われることを期待していた私にとってお医者さんの言葉は寝耳に水。
どうしますか?とお医者さんに言われ「取ります」と即答しました。
すぐに近くの形成外科を紹介してもらい、皮膚科の後すぐに受診することにしました。
手術を決意
大人になってできた足の裏のほくろ。
私の知らない間に少しずつ大きくなっていました。放っておくのも怖いので、結局手術することを選びました。
手術の様子についてはまた別の記事で書きたいと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
手術編も読んでいただけると嬉しいです。