カジュアル衣料『アメリカン・イーグル』日本撤退
2019年11月25日、青山商事はカジュアル衣料品ブランド「アメリカンイーグル」「エアリー」の国内全33店舗とオンラインサイトを12月末までに閉鎖すると発表しました。
青山商事と言えばビジネス衣料品でお馴染の『洋服の青山』を展開。
青山商事が『アメリカン・イーグル』を契約期限の2022年2月を待たずに手放すことを検討しているという話は2019年6月に発表されました。それが今回決定、発表されたということになります。
それでは詳しく見ていきましょう。
アメリカンイーグルとは
正式名称「アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ」はアメリカのカジュアル系ファッションブランド。
『AEO』『アメリカン・イーグル』と略されて呼ばれることが多いです。主にローライズ・ジーンズやTシャツ、ジャケットなどを比較的リーズナブルな価格で販売しています。
アメリカでは若い世代(15~25歳あたり)を中心に非常に人気が高いブランドです。
日本では2010年青山商事が日本でのフランチャイズ契約をし、2012年に東急プラザ表参道原宿に1号店を出店し現在では全国に33店舗展開されています。
リーズナブルでデザイン性もいいことから、若者だけではなく幅広世代に人気があります。
公式発表
公式サイトでこのように閉店についてのお知らせが掲載されています。
撤退理由
令和元年3月期のブランド売り上げは123億円でしたが、アメリカン・イーグルが売り上げの足を引っ張る形になり営業損益は13億円の赤字でした。
契約期間である2022年2月を前倒しして日本から撤退します。
青山商事は赤字が続いているカジュアル衣料品事業から撤退し、主力のビジネス向け衣料品事業に集中するとのことです。
実は最近の日本ではカジュアルウェアの王道と言われた『アメカジ(アメリカン・カジュアル)』ブランドは苦戦しています。
米GAP傘下の『OLD NAVY(オールドネイビー)』が2017年、日本の75店舗を閉店し国内から撤退したことも記憶に新しいですが、ここ数年日本では『アメカジ』に対して相当な逆風が吹いていると言えます。
今後の閉店予定
国内にある33店舗を12月18日の横浜ジョイナス店を皮切りに順次閉鎖。31日には日本1号店の表参道店、池袋店、名古屋栄店を18時にとネット販売は21時に終了。
発表があって1ヶ月での完全閉鎖となってしまいます。さみしい。
店舗によって閉店日が違いますのでチェックしてくださいね。
AEO FRIENDSについて
新規登録は11月30日で終わりです。それまでたまったポイントについては『割引クーポン』に交換しメールでのお届けとのことです。
Twitterでの反応
https://twitter.com/sarinaashapi/status/1199071472603394048
アメリカンイーグルも閉店か…。東急プラザにできた時はみんな紙袋たくさん持って賑わってたのにね…。
— にこ莞@自由人 (@Lejay_9) November 25, 2019
アメリカンイーグル閉店?どゆこと??私に服着るなって言いたいの?
— ダメ男 (@ogggg3_) November 25, 2019
https://twitter.com/c0719sunfish/status/1199072050834337792
『アメリカン・イーグル』日本撤退を惜しむ声がたくさん( ノД`)
これだけ見ても多くのファンに愛されたブランドだったことがわかります。
まとめ
会社を運営していくうえでは仕方のないことかもしれませんが、愛用していたショップが突然閉鎖するのはとてもさみしいです。
よく行くショッピングモールに『アメリカン・イーグル』の店舗がオープンするとき、ワクワクしていたことを思いだします。
時代の流れとともにだんだんと世間から求められなくなってしまうのもある意味、仕方のないことなのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。